お勧めの本「季刊 Be!」

*お勧めの本*
「季刊 Be!」は〈様々な課題を抱えながらよりよく自分らしく生きたいと願う「あなた」を応援する雑誌です〉という説明文があります。「Be!」は1985年にアルコール問題をテーマに創刊され、今年で37年になります。今はアルコールだけではなく依存症全般を扱い、さらにAC、虐待、発達障害など“何らかの生き辛さ”を抱えている人たちに焦点を当て、テーマを組み、刊行されています。「Be!」は病気や障害のあるなしに関わらず、生きていれば何かしら感じる自分の感情の揺れであったり、生き辛さを抱えたり、人間関係で悩んだりすることがあると思います。そういう悩みに寄り添い、「どうしていけばいいのか?」を一緒に考えてくれる本です。
前回の特集は「めんどくさい」への対処法” でした。普段面倒くさいと感じることはたくさんあります。めんどくさいってどういうことなのか?そう感じるときに私たちの中に何が起こっていて、どう対処するとめんどくさいことを片付けていけるのか?について特集されています。面倒くさいという日常の気持ちから、自分のことを紐解いていく「Be!にはすごいと思わされますし、読んで自分に当てはまること、納得したことはたくさんあります。日々の生活に追われて、日常に生じた漠然とした言葉にならない思いや感情を見過ごすことが多いと思いますが、そういった思いや感情があふれそうになった時、「Be!」を読むことで自分の内面に焦点が行き、気持ちが楽になることもあります。お勧めです。