家族向け教育プログラムとは?
依存症という病気は、家族など周りの人々を巻き込む病気と言われています。
そのため、依存症ご本人と関わる周囲の人々は、心身ともに疲弊していくことが多くなります。
依存症の正しい知識を得ていただき、依存症によって巻き込まれた家族の回復を目指していくものとなります。また、家族の変化が、依存症ご本人にも変化をもたらすこともあるようです。
家族向け教育プログラムは、原則として、火曜日13:30~15:00に実施しており、1クール8回となっています。(詳しい日程は、受付に置いてある「教育プログラムのお知らせ」にあります)
<内容>
- アルコール依存症について
- アルコール関連疾患
- 依存症に対する誤解、悪化させる対応(イネイブリング・スリップとドライドランク)
- 本人の心理
- 依存症と家族
- アダルトチャイルドについて
- 自助グループについて
- 摂食障害について
クールの途中からの参加も可能で、出ていないところを後から参加することもできます。
否認の病ともいわれる病気なので、依存症ご本人がなかなか受診をされないことが多いのもこの病気の難しいところでもあります。
まずは困っている人が、専門医療機関につながることで、行き詰まった状況からの打開につながることもあります。
参加を希望される方は、当クリニックに受診していただき、診察時にご相談ください。
なお、初診の方は予約の必要がありますので、お問い合わせください。